しょうルーム

オタクの拙い備忘録

ラスパ!第3話!

まず一言言いたいのは、運営は我々を笑わせたいのか泣かせたいのか……感情の起伏が激しい第3話でした。

 

いや本当に。

泣こうとしたら笑かしてくるし、笑おうとしたら泣かしてくるし、ずっと、ふぁぁーーって。どうしたらいいんでしょうね?(知らん)

 

それと、今回感じたこととしては、

ラブライブスーパースターの世界観好きだなぁってことで、どこが好きかと言うと、

我々の思ってる主人公は澁谷かのんであって、王道の流れとしては「かのんがスクールアイドルに触れて走っていく」感じだと思うんですけど、その役割を担ったのは可可であって、かのんじゃないんですよね。

でもそれは世に広くスクールアイドルが広がった証拠でもあるし、ストーリーは違えど"巻き込む側"ではなく"巻き込まれる側"の『スクールアイドルの始め方』ってのが少し感じられる気がして、とても良い。(裏主人公である可可を客観的に見れるのも良い)。

 

 

はい、てことで本編とはあまり関係ない話なので冒頭に載っけましたが、今回はポジティブとかネガティブ信じることなんてのをベラベラと話していきたいと思っています。↓↓

 

 

 

 

 

 

まずは。

みなさんはポジティブとネガティブをどう考えてますか?どういう位置付けですか?

 

 

僕個人の意見としては、

ポジティブとネガティブは一元的な話であって、一本道の上にあるモノだと思ってます。

スタートで何も知らない状態ならポジティブでいられる。何かトラウマがあるとネガティブになり、それを乗り越えた先により強いポジティブがあって……そうやって繰り返すモノだと思います。

 

だからこそ、かのんと可可がその中を漂ってる感がとても印象に残ったというか、

かのんはいつでもポジティブになれるチャンスを持ってるし、可可はいつもネガティブと隣り合わせにあるんじゃないかなぁ、と。

 

 

 

例えば、「歌えた」の価値観を見てみても

かのんとしては「歌える」という状況は、いついかなる時も安定して歌えることのことであって、気まぐれの一発屋では「実力」と言えないし認められない。けどちょっと視野を広くすれば可可の夢を一瞬だろうと繋いだ、という事実にも気づけるはずなんです。(個人的には「歌える」ことよりもすごい事だと思うけどね)

もしくは本来の問題とはまた別だからと割り切ってる感もあって、個人的印象としてはポジティブシンキングができないというより下手くそなんですよね。

一方可可は「歌える」ことについては、一回でもそう感じてしまえば、その一回を絶対的に信じることができる。

可可にとってはかのんの存在は駆け出す1つのきっかけになったのも大きかったり、単に性格とか、本人か本人じゃないかってこともあるかもしれないけど、それでも一つの事象に対しての思考が全然違くて。目に入った事象を素直に受け取っている。

 

(例えばって言ったのにここからも同じような話)

 

①「私じゃなければ可可ちゃんもっと楽だった」

「かのんが歌ってそれを見た可可がスクールアイドルを始めた」

この事実はわかってるのに自分の上位互換があると思ってる時点で相当滅入ってますね。

 

②「私のせいで終わっちゃったら……」

ゴールテープとも言えないようなゴールテープを、自分で切ってしまうならまだしも他人のを勝手にやってしまうとなると、かなり堪えるものがありますね。

終わらせてしまうことは結果論としては残酷なものがあるかもしれないけど、100kcalを運動で消費して100kcal摂取するのと、全く何も運動しないのとでは「結果プラマイ0」と言っても全然違うのと同じ理論で、本当は可可にとってはその過程の方が大事かもしれないし、数日だとしても一生の思い出として残せるかもしれないし、つまり"モノは考えよう"。考え方によってはポジティブにだってできます。

けどかのんは視野が狭くてネガティブになってるなんて思ってもないだろうし、""本人的には""シンプルに優しさだとも思います。だからこそ難しい部分がある……。

 

 

 

 

みたいな感じで優しさとか悲観的とかなんか色々ありますけど、これを一言で表すなら「ポジティブ」「ネガティブ」だなと思ったんです。

 

 

 

 

「愛すべき眉毛の太さの女、唐可可」

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色々と自分で思い詰めてるかのんを救う唯一の方法。

かのんが優しいからこそ刺さるセリフ

「自分のことを悪く言わないでクダサイ。かのんさんに心奪われた、私までかわいそうになっちゃいマス」

 

かのん""本人的には""「優しさ」だと思ってるから、その優しさが可可をかわいそうにしてしまうなら……。

加えて、強いとか速いとか自分では客観的評価がしにくい歌で、「すごい」と伝えてくれて。恐らくそれは、正式な評価の場でうまくいかなかったかのんにとって救いになったはず。

 

今までも友達とかにすごい、と伝えられてたと思います。けどあくまで友達からもらった評価なんです。そんな中、可可は見ず知らずだったのに衝撃を受けて、短くとも一緒に夢を見て、その人となりを知って、ある意味友達ではない関係性の可可が、改めて「あなたの歌はすごい」と伝えれば、それはもう他には何もいらないってくらいの価値になるはずです。

(1話とかの段階だと他人すぎて評価として当てにできないけど、3話時点ではその関係性は変化しましたからね。改めて言ったことに意味があった)

 

 

 

 

そして結局かのんは、最終的に

 

「歌えないよ…」から「歌ってみるよ」

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に方向転換して、これって所謂「できるかどうかじゃない、やりたいかどうかだよ」って言うやつですよね。

ここまで来られれば個人的にはもう安心だなと思います。

そのマインドが大事やねんな(誰)。

 

へなちょこかのんもたまには見たいけどね(超小声)。

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の話(雑)

 

一つ目、「優しさがつれぇ」

この話は可可がかのんに対して「かのんが歌えなくても(歌わなくても)自分が歌うから」と提案したシーンのことです。

素直に受け取るなら、「約束を守る」とか「優しさ」とか、そう言う処理もできると思うんですけど、これって実は善意なだけで「できないならやらなくていいよ」って言ってるのと中身的(受け手的)には変わらないんじゃないか?と思っちゃって。

実際かのんがどう感じたのかわかりませんが

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僕にはうまく笑えてないように見えます。

 

 

 

二つ目、「プレッシャーと期待と真面目さと」

千砂都大先生の分析によれば、かのんが弱いのはプレッシャー。

先生のご指摘通り、実際本番ではあがってしまいます。

 

けどふと後ろから聞こえてきたのは、「自分の知ってる状態に陥った相方」「自分の知らない雰囲気の相方」の声で。

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まだ理性が残っているかのんには、何ができるのか。どうしたら可可の夢を終わらせずに済むのか

 

その答えは、

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自分を信じてくれる相方を信じること。

真面目で相手を思いやれるかのんにとってそれは容易いことで。しかも結局自分を信じることに帰化していく。

ずっと自分に自信がなくて信じられなかったかのんが、可可を介してなら自分を信じられる。

これがかのんがスクールアイドルをする1つの答えなんだと思います。

 

そして今、自分を信じたことで目の前にある「プレッシャー」だと思ってたざわつきや視線は

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自分を応援する「期待」に見えてきた。

期待になってしまえばもう、期待に応えられないほどかのんに実力がないわけではないし、応えられるのに応えないほど不真面目ではない。

その結果はもはや"必然的"と言えるものになっているはずで。そして必然ってことは安定していくわけだから「歌える」ってところに繋がって。。

 

 

 

 

 

 

はい、ってことで第3話記事はここまでとなります。個人的には思ってたより上手くまとまりましたね。(相変わらず執筆ペースは遅めだけど)。

今夜はアゼさんと第4話と忙しそうですが、また次回またお会いしましょう!

 

お読みいただきありがとうございました!