しょうルーム

オタクの拙い備忘録

ラスパ!4話!

こんにちは。

平安名すみれ、分かりそうで絶妙に分からない女でしたね……

あっ!……んんん??みたいな。

 

今もよくわかってないので、現状僕の理解で言葉に表せるだけ表していこうと思います。

よければみてってください。

 

 

 

 

 

 

  • 「形」の平安名、「中身」の澁谷。

 

とりあえず4話全体的にすみれから感じたのは、すみれはまず形から入ってるのかな?ということです。

ダンスの時も形は完璧、儀式にしても手順を大事に、


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っていう印象が強くて、だから中身が垣間見えると、アレ?って思われがちなのでは?と思いました。

けど中身が全くないわけじゃなくて、「有名になりたい」とかってのも動機としては十分なんだけど、"好きこそ物の上手なれ"なんて言葉があるように、そう言った人がいるとどうしても競り負けてしまう。それがずっと続いてきたんだと思います。

でも、それでもすみれってめちゃくちゃ真摯に頑張ってるし、成果が出なくても「続ける努力」ができる人なんですよね。

 

 

ちょっと突然ですが気球で例えてみましょう。バルーンが形、火のところが動機です。

すみれはこの火のことを気にせずに、なんとかバルーンだけは綺麗に見せようとしていて、けど空気も温めずに外観だけ保ち続けるだけってかなり難しい。それでも、それなりに器用なすみれは手一杯ながらも保てている状態。

一方かのんや可可のような、轟々と燃える火は形にはあまり囚われず、とにかく火が大きいだけ。けどすみれにとっては皮肉なことに、自然とバルーンは膨らんでいって、いつの間にか遥か上空へと舞い上がっていく。

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だから「大空にいる」のと「地上にいる」のとで違いが出てきてしまう(かのんと可可の差が大きいのは今は気にしない(ご都合主義))

 

見た目が大事なショービジネスで、バルーンを大事にするのは仕方がないというか、当たり前のことだけど、それってその世界で生き残るための最低条件であって、中には「好き」の気持ちでやってる子もいるだろうから、そういう人たちは「火」を持ってるから綺麗な形をして軽々と上空へ行ってしまう。だからすみれにとっては厳しい戦いになってたんですよね。

 

 

ちなみに、以前のかのんはこの火と形の両方が大きすぎて、キャパオーバーしてたんだと思ってます。

歌はめちゃくちゃ好き、けど形は絶対に崩せない。好きを優先させれば形が崩れるリスクが高まるし、形を気にしすぎれば楽しくなくなってしまうし。相当な難易度だったと思います。

それでもずっと続けていたことはすみれと同じく「続ける努力」ができるからで、その境遇が重なるからこそ次のスカウトへと繋がる。

 

 

 

  • ショービジネスの世界とスクールアイドルの世界

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「センターが欲しかったら、奪いにきてよ」

 

4話激アツシーンでした。

 

先ほども言いましたが、スクールアイドルの世界をアマチュアだ、とどこか下に見てるすみれにとっては、その先頭に立つのは当たり前だし、それ以外はプライドが許しません。だからそれ以外には価値を見出せずに一度辞めてしまった。

すみれの目には、主役(センター)以外は木の役みたいに見えているのかもしれませんね。

 

けど、このセリフはそんな思想を吹っ飛ばすものです。

本来のショービジネス同様、スクールアイドルの世界にも奪い合いや競争は当然にあり、その実力を認められたものだけが立てる位置がセンターであるとすみれに伝えることで、

すみれはショービジネスから撤退してアマチュアのスクールアイドルに転身したのではなく、新たな「形」としてスクールアイドルになることができて、すみれの高いプライドを傷つけないで済む。

かのん可可側としても、それまで下に見られてたけどそうではなくて、プロと変わらないものであると認めさせることができる。(お怒りだった可可得)

 

そして、その思いを後押しするかのように、

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プロがするのと同じ「契約」を交わしていく。

これで、スクールアイドルも立派なショービジネスであると証明することができたのです。

 

ただ、すみれはまだまだ「形」を変えたに過ぎなくて、「スクールアイドルが好き」という火がメラメラ燃えてるわけではないと思います。

けどこれから、「形」をかのんたちに教えていくのも楽しみだし、「中身」をかのんたちから教えられる、あるいは自分で気づくのも楽しみです。どうスクールアイドルを好きになって、どう変化していくのか……

まだ伸びしろがあってとても気になりますが、ここから先は妄想になってしまうので、今回はここらで終わりたいと思います。

 

少し短めになりましたが、今週もお読みいただきありがとうございました!

来週もまたお会いしましょう!