しょうルーム

オタクの拙い備忘録

ラスパ!1話!

こんにちは、遅ればせながら1話の感想記事になります。

もしかしたら2話を既に見てる方には、何言ってんだこいつ?ってところもあるかもしれませんが、よければ見てやってください!

 

 

 

 

さて、個人的には虹のアニメが終わって数日しか経ってないような感覚でスーパースターが始まりましたが、皆さんはどんな感じでしたかね??

 

僕的には本当直前まで実感湧かなくて、全然緊張とかできなかったですけども(強がり)

(直前はガチガチだった)

 

 

 

ライバーじゃない人にとってはどうですかね?

「あのシリーズの最新版か」「え、NHKなん?」

 

なんて期待の声もあったんじゃないかなと思いますが、個人的にアニメを見るときにはあまり期待しすぎないことが大事なんじゃないかと思ってます。(いい意味でね)

というのも、期待する=100点と思ってると「あそこが〇〇だったなぁ」「あ〜そっちいっちゃったかぁ」てな感じで100点じゃなかった時に「面白くなかった」と感じてしまう。

(もちろん120点を叩き出してくる時もあるけど、「20点」の楽しさ)

 

であればむしろ、「このアニメは面白いのだろうか?」という、言ってしまえば0点からスタートすれば、どう考えても「面白かった!」で終わります。(120点叩き出してきたら、「120点」の楽しさ!)

 

しかも自分で面白い要素を探していくわけですから、より能動的に楽しむことが可能です。

ラブライブに限ったことではないけど、恐らく重度のライバーであるみなさんであれば、「自分で動く」ことの大切さは身にしみて分かっていると思うので、分かってもらえるんじゃないかな?と思ってます。

 

今回はそんなスタンスで見てました

 

 

 

さて、そんな見方をした結果、本編はどうだったのか…

 

 

 

 

面白かったッッ!!!!

 

 

 

 

まずタイトルが。

μ's→叶え!私たちのーー

Aqours輝きたい!!

虹ヶ咲→はじまりのトキメキ

 

Liella!→まだ名もないキモチ

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この、夢とか輝きとかトキメキとか、ラブライブの代名詞とも言えるその感情を知らないってところから始まるのがまた、訳もわからず「いいッ!」って言いたくなる

まあとは言っても、よくよく考えればμ'sはA-RISE、Aqoursはμ's、虹はせつ菜をみてその感情を覚えるわけですから、まだスクールアイドルを目の当たりにしていないかのんにとって、その感情は知る由もなくてーー。

 

 

余談ですけど、この前電車のモニターで

「感情はボキャブラリー。感情の名前を知ることで、その感情は輪郭を持って認識できるようになる。例えば『〇〇萌え』がない時にはそれがなんなのかわからなかった」(意訳)

ってのがあって、もしかしたら5人は感情に名前をつけるところから始まるのでは?と思うと、まさに"ないない尽くし"だし、その過程がめちゃくちゃ楽しみですよね。

 

 

______________________

 

 

話は変わって。本編のかのんと可可について。

 

一話にして2人の人格がだいぶ描かれてました。その中で一つ、ドデカイ妄想をしてるので、その話も交えながらしたいなと思います。

 

 

 

 

かのん。だいぶ現実味ある人間でした。

可可。夢に生き夢を追いかけてました。

 

2人がある意味真逆であるような気がしてきたところで、2人の「スクールアイドル」への価値観は?

 

 

かのんは、自分の努力と挫折を知っているからこそ、歌に踊りに笑顔を続けるアイドルを、恐らく「限られた人が、限られた場所でやるもの」だと思っていると思います。

でなければ、新たな歌の形としてスクールアイドルを始めても良さそう。けどそうじゃない。そんなものは夢の舞台の話。

夢を叶えることも、舞台に出ることも………。

(現実に生きる人が見てる夢)

 

一方可可は、「スクールアイドルは誰でもなれる」と思っていて、別に夢物語と思ってない。

好きかそうじゃないか。頑張るか頑張らないか。そういう次元で話していて、逆に現実的なんじゃないかと思えます。

(夢に生きる人の現実)

 

 

なんだか話がこじれてきましたが、

「現実にいるからこそ夢が遠い人」

「夢にいるからこそ夢が近い人」

簡単にこういう理解にしておきましょう。

 

 

さて、この整理だけで白飯三杯はいけそうですが、ここで可可について一つ疑問が浮かびます。

 

 

 

「可可は音楽科を受験しなかったのか?」

 

 

俺でなきゃ見逃しちゃうね。

個人的にめちゃめちゃ気になっちゃいました。

 

海外から飛んでくるくらいなら、いろんな選択肢があっていいはずです。

スクールアイドルの元祖とも言うべきオトノキやUTXに入ってもいいと思いますし、どうしても結ヶ丘がいいなら普通科より音楽科の方が歌や踊りを学べるのでは?と思いません?思いますよね(強制)

 

あるいは、彼女の熱量であれば「何もないところから始める」というのに拘りがあって、わざわざ新設校の普通科に来たとか?(妄想が捗る)

まあ、↑ここまで描いてくれとは言いませんが、なぜ普通科なのかぐらいは知りたいですね。

 

 

 

可可の外にも視点を当てて、恋も巻き込んでみましょう。

 

恋はスクールアイドルに何か思うところがあるようなので、それは母(もしくは理事長)の影響が強いのでは?という前提に立つと、

仮に可可が音楽科を受験してたとしても、受験時に正直に「音楽科でスクールアイドルがしたい!」と言って、結ヶ丘の校風に合わないからと普通科にされていたとか。

(恋も「スクールアイドルは校風に合わない」と言ってましたね)

 

(かのんの受験の時の審査員で、「澁谷さん」って呼びかけてたの、字幕見たら理事長の発言でしたから、普通に権限としては可能そうです)

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まあ、いずれも妄想の域を出ないので現実に戻りましょう。

事実として、可可は「普通科でスクールアイドルを始めよう」としています。

これはやはり「スクールアイドルは誰でもなれる」と思ってるからこそでしょう。

 

けどこの行動言動は、「普通科」であることを反故に引っ込もうとするかのんにとって苦しく、けれど眩しいものであったに違いないです。

 

 

好きだけどどうにも上手くいかなくて。

絶望的に自信は欠けていて。

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けど自信さえあれば。

 

そんな彼女にかけられた可可の言葉は、

決してその自信を与えるようなものじゃなかったと思います。

 

けれど、今まで「好き」「やりたい」という気持ちで歌をかろうじて続けられた彼女が、

「好きだから」「あなたと一緒にやりたいから」と投げかけられてしまえば、それに答えないわけにはいかない。

 

決して「自信」を取り戻したわけでもないけど、彼女のしてきた行動が、優しさが次につながっていった。

(だからこそ、ここから先の話で本当の意味で「自信」を取り戻すことが楽しみ)

 

 

かのんは別に特別な人間じゃなくて、ただ歌が好きな1人の少女で、

人間そんなに簡単じゃないから失敗と向き合ったり克服することは難しい。

それでも歌が好きだから、今までも合唱だったり弾き語りだったり、「色々形を変えて」どうにかして歌と関わってきた(はず)。

 

それが今、「スクールアイドル」として始まる物語ーー!!

 

 

なんて面白いアニメなんでしょうか。わくわくすっぞ。

やばいですね。

一話、ほんの一部にしか触れられてませんが、全部に触れてたら大変なのでこの辺にしておきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました!(大遅刻なのに読んでくれて大感謝祭セール)