メンバーカラーが『黒』っていい色だなと思って。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会アニメ第1話が放送されて数日経ちましたね。
(だいぶ経っちゃいました)
スクスタとは違う世界線で、様々な差異にいろいろ考えてる方も多いのではないでしょうか?
個人的にはゆうぽむの関係性とか、歩夢のスクールアイドルへの動機とかがずっしり来ていますが、(それは後で話すとして) 今回は、まずは高咲侑のメンバーカラーが黒だったことについて、妄想していきたいと思います。
まあ、あくまで妄想ですので悪しからず。
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右端の侑ちゃんは黒い傘を持ってます(見ればわかる)
黒と聞いて真っ先に思い浮かべたもの……
何色にも染まらない黒
結構多くの人がこんなイメージじゃないかと思います。実際僕も、
「スクスタではあのオタクっぷりだし、確かに何色にも染まってねぇなぁw」
まあ、安易に行くならこんな感じですよね。
でもこんなすぐに決めつけていいのかなぁとも思ったので、色について考えました。
色についての少し専門的な言葉を借りると「三原色」とか「加法混色」、「減法混色」と言った言葉を思い出せます。
美術の時間が懐かしいですね笑
これらは、特定の色を足したりすると黒になったり白になったりというやつですね(雑
ただ、『虹』ヶ咲なので、単純な色のお話ではなく、光の原則も踏まえて色を考えた方が良さそうです。
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光って素晴らしいですよね(?)
ただ、光(明るさ)を認識するには条件があって、
それは何かが光を受けて、その光を反射することです。(今目の前のペンもなにもかもが光を反射しているから見えている)
なので、何もないところ(=宇宙のような場所)では明るさや色は認識出来ず、真っ黒に見えます。
だから身の回りに(特別に興味を持つような)目立つようなものがなかった侑ちゃんは、周りに反射するものがないから何も見えないし、
光が自分に当たってたとしても、『自分で』見ることができなかったんじゃないか、と思ってます。
地上にいながら地球を「わぁ明るい星だなぁ」とは思わないですよね笑
月とかから客観的に見て初めて「地球って青くてキレイだなぁ」となるはずです。
それと同じです。
『主観的』に気づくというのは案外難しいので、
映画を見たり写真を撮るなどの『自分のアクション』で構成される日常で「わぁ私ってトキメいてるなぁ」とは、案外不器用な侑ちゃんは思わなかったから(気づかなかったから)
トキメキが足りないなぁ
と呟いたんじゃないでしょうか?
※補足
「自分で気づきにくい」ということは歩夢は侑ちゃんからすると二人称になるので、
「侑ちゃんが歩夢のトキメキに気づく」ことになりそうですが、ずっと一緒にいるしイチャイチャしすぎなのでカウントに入りません(断言)
で。
そんな真っ暗な宇宙で出逢ったのが
スクールアイドルという存在で
高咲侑にとって初めて、
「光を受けて"輝く"人(惑星)を目にした瞬間」
と言えます。
今まで自分の立つ地球のことは見えなかったけど、
他の惑星ならしっかり見ることが出来ます。
「「「観客から降り注ぐ歓声や熱気という光を、スクールアイドルという存在が全部吸収して自身の輝きにして放つ」」」
侑ちゃんにはまさにこんな風に映っていたんじゃないでしょうか。
ここで余談なんですけど、あの舞台で優木せつ菜の頬に雫が伝うカットあるじゃないですか。
あれ、まあ涙だとは思うんですけど、なんか直感的に焦りの汗でもあるんじゃないかなって感じたんですよねぇ。理由はうまく言語化できませんが!!!
でも、何があろうと全身全霊!で歌いきってましたよねせつ菜。実にせつ菜らしい。
だから侑ちゃんをあんなにトキメかせることが出来たんだと思います。
(余談終了)
そうして
「未だ出会ったことのなかったトキメキ」
に触れて、居ても立っても居られなくなり、学校中を駆け回って人に尋ねまくって積極的に行動していきました。
しかし、
一度諦めムーブに入りました。
夢を持つのって難しいのかな
変われると思ったんだけどなぁ
スクスタ知ってる民からしたら「らしくない」ですよね。
でもアニメ時空の高咲侑は、どこか適当な感じで、感覚で生きてる雰囲気だったので、
「すごい!」と思っても特に固執しなかったのは むしろ今まで通りなだけで、こっちではその方が自然なのかなと思いました。
「あぁ、運命かもって思ったけど、スクールアイドルもやっぱ違ったのかなぁ」
自分にはこんなセリフが聞こえてくるようで。
でも、
高咲侑に灯った種火が消えかかりそうな時、それを救ったのは上原歩夢で、
泣きました。
おそらくアニメでの歩夢も侑ちゃんのやりたいことに賛同して一緒にいたいタイプで、世話好きな感じの、そういう女の子なのに、
そういう女の子なのに……
私、スクールアイドルやってみたい!!
って言ってくれたんですよ。
最高に「ラブライブ !」を感じました。
「ラブライブ !」が始まったなぁ!!!って思いました。
歩夢が侑ちゃんの灯火をもう一度大きくして虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会がはじまるんですけど、その時に…
階段を駆け上がることで今までのゼロ距離でくっついてた2人に(スクールアイドルとマネージャーという)距離が生まれて、
それがお互いの輝きに気づける距離になる
もっと言えば、
互いにそれぞれ輝ける場所があって、互いにそれを受け止めてあって、互いにそれを見つめあっている。
この2人ってそういう関係なんじゃないかと思ったんですよね。
まるで地球と月のようだと思いました。
そして、月といえばうさぎ
まあ、こじつけの偶然だってことはわかってるんですけど、うさぎは不思議の国のアリスからだってのはわかってるんですけど、こういうのもいいかなと僕は思います。
歩夢が自信を持てない時には、「歩夢なら大丈夫!」って勇気づける侑ちゃん。
侑ちゃんが突っ走って道を間違えそうな時、後ろから正してくれる歩夢。
多分今までもそうやって色々なことを乗り越えてきていて、文章に書いてみたら同じじゃんって思えるんですけど、
今までは「一緒に」
これからは「スクールアイドルとマネージャー」
として。
このメリハリをつけるための階段だと私は感じました。
そして、
月明かりなんて言葉もあるくらいですから、
(スクールアイドルという太陽から光をうけて輝いた)惑星の光が、地球にも届いたんですよね
第二話以降も、
色々な夢を持ったメンバーに出会って、その夢色の光に高咲侑は照らされていくと思います。
『黒』というのは一見彩度が低くて暗めの色に感じるけど、光の原則を考えれば、黒というのは色が増えれば増えるほど、その彩度を増して輝いていく。
そう、
夢に出会うたびに色を増して輝いていくんです…
輝いていくんです…
輝いていくんです…
…
……
夢見るたび 色が増えていく
あ"ッッッ!!!!!
危ない危ない、思わず他界他界()するところでした…。
最後についでなんですけど、
今回は光を踏まえた結果、宇宙を意識したような話になったんですけど、今僕の脳内宇宙には二つの関係性があって、
侑ちゃんや歩夢をはじめとするニジガクメンバー達(惑星)がスクールアイドル(太陽)に照らされてる
↑輝くため
というものと、
侑ちゃん(地球)が、ニジガクメンバー(惑星)のそれぞれの夢色の光に照らされてる
↑侑ちゃんの『黒』に彩をつけるため
っていうイメージなんですよね。
多分話の中で二つの関係行ったり来たりって場面があったと思うので、少しわかりづらかったらごめんなさい🙏
まあ後者の方の彩が〜って方は、実際に話数が増えるにつれてメンバーカラーが変化するわけではないので、
心の中ではそんなイメージもできるから、黒っていいよねってことです。
ご拝読ありがとうございました!
ちなみに、shineは「光を受けて輝く」って意味だそうで、スクールアイドル=太陽と例えたことを割と気に入ってしまった僕でしたとさ。