しょうルーム

オタクの拙い備忘録

「かわいい」と『かわいい』

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いやぁ、2話はかすみんがおもしr…可愛かったですねぇ(白々しい)

 

同好会も色々なところで少しずつ動き始めて、来週以降も楽しみです。

 

 

 

2話のポイントといえば、

かわいいの衝突(とまではいかない?)

だと思ったので、今回はそれについて話したいと思います。

 

 

 

まあでもその前に、1話をかるーく振り返ってみましょう。

 

1話では、スクールアイドルに出会って、歩夢が自分の好き』に正直になりたいと告白し、スクールアイドルになることを決心しました。ウサギとか、かわいいピンクの衣装とか、そういうのを全面に出したい!と思いを口にしてくれましたね。

 

なので、「かわいい」を究極的に求めるかすみんとは相性抜群のはずなんですよね(超絶フラグ建設)

 

 

 

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↑超絶可愛い中須後輩

 

かすみんの求める「かわいさ」というのは、ブリッブリで計算されたようなかわいさ。

 

それに対してこの人は

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相変わらずトキメいてました。

それはもう、思わずスマホをぶん投げて、かわいい!かわいい!って飛びつくほどに。

 

それで、もう1人の人はというと、

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割と引いてました。

歩夢の思う「かわいい」アイドルスマイルっぽいかわいさというのは含まれてなくて、今までにやったことない種類の可愛さに歩夢は戸惑いましたが、

 

完全に拒否はしませんでした。

多分、スクールアイドルを始めて数日で「できない」「やりたくない」なんて言ってらんないという気持ちだったと思います。

 

自分らしくなくとも、得意じゃなくとも、とりあえずやってくれました。

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が、恥ずかしさがマックスですねこれ。

かわいいです。

 

 

そんな恥じらいとたたかっている歩夢の傍では、

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かすみんの「気づき」がありました。

 

かすみんにとって「かわいい」は1番の幸せで、それを他の人にも知って欲しかった。ただそれだけだったと思います。

しかしそれは前の自分と重なる部分があって、争いの火種になりかねない……

 

つまり今までの(グループでの活動)方針だと絶対にぶつかるってことがわかるんですよね。

同好会メンバーの「個」が強いってのは分かってて、少なくともせつ菜が一歩も引かないってことはわかってるわけですから。

 

そこで先輩を頼りました。

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頼られた先輩の出した答えは「しょうがない」でした。

 

あっさりしてますね〜。

よく言えば柔軟な思考ですね〜。

 

もちろんこれにかすみんは「しょうがないじゃなくてなんとかしないと」と。

 

そりゃそうだ。スクールアイドルのグループとして動くのに絶対避けて通れない問題。

なんとかしないといけません。

 

 

 

 

ここで一旦少し時を戻して。

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うさぎ挨拶の練習するあゆぴょん。

 

やっぱり恥ずかしさの勝ってしまう歩夢。

でも自分には向いていないとか言わず、一生懸命やってます。

これは「スクールアイドルの先輩」であるかすみんがこうした方が「かわいい」と言ってたからですよね。

「かわいい」の中身までは見えないので歩夢は『かわいい』と聞いて挑戦するのはある意味当たり前でもあった。

 

 

 

で、頑張った結果

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これに落ち着きました。

等身大の『かわいい』

だと思います。

「かわいい」『かわいい』に上下関係とかないですけど、歩夢が「かわいい」をしようとすると少し背伸びをしている状態なんですよね。

 

誰かの価値観に合わせるには、誰かが背伸びをしたり屈んだりしなければならない。

 

多分これがグループであることの弱み。

μ's、Aqoursがグループでやって来られたのはきっと、

スクールアイドルを通して何かを見つけたい、成し遂げたい

この共通の願いがあったから背伸びも屈むのも必要なく、足並み揃えてこられた。

 

一方で虹ヶ咲は、

自分のやりたいことを、スクールアイドルを通して魅せたい

 

似て非なるものですね。

通る過程が、「スクールアイドル」なのか「自分のやりたいこと」なのか。

ここで大きく異なったのが虹ヶ咲です。

 

Aqoursでは、ルビィがリトルデーモン4号になるシーンとかありますよね。

あれってやっぱ自分の得意分野でないことに背伸びしてる点では同じなんですけど、「スクールアイドル活動を通して」という過程は逸れてないかった。

しかし、今回のあゆぴょんは歩夢の「自分のやりたいこと」ではないから過程を逸れてしまった。

そういうことです。

 

 

虹ヶ咲ではその違いが違和感として顕著に現れた。

その点を考えると結構深い回だったんじゃないかなって思います。

 

でもそれに気づいたとしても、かすみんは自分の「かわいい」を貫き通すし、全部ひっくるめて

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私が1番ですよ

って主張するように始まりますねソロ曲が。

 

かすみんは「かわいい」がいっぱいの世界を実現して、そこで1番になりたい。

これが1番の願いなんだけど、

 

 

けど欲を言えば、

「かわいい」「カッコいい」もある場所も欲しい

そんな場所を願い、そしてそれをワンダーランドと例えた。

 

 

 

いやいい子かよ!?

 

 

やっぱりスクールアイドルの「グループ」であることを捨て切れなかったのか、あるいはただ「いつもの場所」というのが欲しいのか……

 

もしくは、時系列とかを無視すれば

今まで感じてた☆ワンダーランド☆の解釈とか普通に変わりそうですよね。

 

ん"〜飯が進みます。

 

 

 

最後に。

 

歩夢とかすみんはかわいいでお互いに深い理解はできないわけでしたが、

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この人両方にトキメいてます。

本当にトキメキを探す天才。

多様性オバケ(事実無根?)

グローバル化ツインテール(事実無根)

女たらし(事実)(ごめんなさい)

 

でも本当に、その人の信じてきたことを全身で感じて認めることができるって本当に素敵だなと思います。

 

メンバーって割と今まで自分の世界を肯定してくれる人が少なくて苦労してるイメージですが、

そこに全肯定してくれる人が現れたらめちゃくちゃ嬉しいと思うし、自信になる。

 

侑ちゃんとしても、自身に差し込む色が増えて、黒だったイメージカラーがだんだんカラフルになっていく(ような気がする)。(これについては前回話しました)

 

いい関係だなぁってつくづく思います。

これはひとえに、どことなく適当な感じの性格の侑ちゃんだからこそできた(グループに拘りを持たなかったりとかの)おかげだなって思います。

 

 

なんか歯切れが悪い気もしますが、今回はここまでにしたいと思います。

読んでいただきありがとうございましたー