しょうルーム

オタクの拙い備忘録

変わりゆく人、変わらない人

アニガサキ1話〜9話までの大胆な自己紹介も終わり、さて、今週は誰が描かれ、誰が召されるのか。

 

選ばれたのは、綾鷹ではなくわたくしでした

 

まあオタクなんてアンデットのゾンビなんで死にません(もう死んでる)から安心ですけどね。

 

 

 

話を戻して、今まではネタも含めてアニメの流れに沿って、画像貼りながらセリフとかを自分なりに噛み砕いていくって感じだったんですけど(文字書き初心者だったので)、今回から焦点絞って話して行こうかなみたいな心構えでいます。

 

 

 

 

すいませんもうしばらく前置き続くんですけど、

 

記事のタイトルにもそれっぽいこと書いたんですけど、今回の中心ってやっぱゆうぽむなわけじゃないですか。

僕はスクスタ16章が猛烈に好きでして。それをアニメに持ち込むってわけじゃないんですけど、

どっちも見てて心が痛ぇんですけど、アニメは現段階だと「一方通行」でなおさらなんですよね。(今後どっかしらで爆発するんだろうけど)

 

 

なので今回はゆうぽむに焦点絞って書きました(意訳:ネタも盛りだくさんだったけど我慢しました!)

 

 

 

 

 

まず今の2人の状態を順番に見ていきます。

 

はじめに侑ちゃん

 

ねぇ、ゆうゆはどんなライブ見てみたい?

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みんなのステージが見られるだけで、トキメいちゃう!

 

悪く言えば何でもいい(唐突に悪く言うな)。とりあえずライブをするという事実さえあればトキメくことができる。

 

「夢を追いかけてる人を応援できたら、私も何かが始まる……そんな気がしたんだけどな」

 

これらの発言から考えて、高咲侑という人はまだ具体性ってのが全くなくて、だからこそ虹ヶ咲のメンバー全員(さらに言えば東雲、藤黄も)を応援できるし、逆に歩夢の専属ってわけじゃない。

 

歩夢が侑ちゃんの中で始まる第一歩、一部であることは間違いないけど、侑ちゃんはもっとたくさんの夢を求めて、具体性はないけど前へ前へと進んでいるのが現状で、

その結果、今のメンバーや遥ちゃん、綾小路さんらと出逢ってる。

 

着実に高咲侑は積み重ねて広がって成長している。

 

 

それは技術的な面でも感じることができて、

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ピアノだって、まだほんの少しもどかしさはあるけど、めちゃくちゃ上手くなってる。

(僕が音感ないだけかもしれないけど、正直言うと3話時点のChase!!は言われるまでわからなかった)

 

それに、

みんなすごいな。自分のやりたいこと、しっかりわかってて……私も、なにか…

とても貪欲。

正確に言うと貪欲になるための何かを探す貪欲さがあるというか。

今後ピアノという存在がどう言うものになるかはわからないけど、みんなと同じスタートラインに立とうと模索中なんです。

 

 

 

そんなことを考えてたら伝えられた

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私が今スクールアイドルをできているのは、あの時の侑さんのおかげです

侑さんの言葉がなかったら、きっと大好きを叫ばないまま、自分を押し殺していました。

だから、私の大好きを受け止めてくれて、ありがとう。

という言葉

 

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やりたいことが何なのか、まだわかってないけどとても嬉しい結果が降ってきた。

それが(今までに見たことない表情を見せるくらい)たまらなく嬉しくて、現に1人のスクールアイドルを応援し助けたことで、これからの自分への動機付けになる。

 

「夢を追いかけてる人を応援できたら、私も何かが変わる」というのが確信へと変わったんじゃないかな、と思う瞬間でした。

 

 

 

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周りで応援する人たちの熱意に包まれて、私、夢中でステージを見て、、

ライブ時の心情が的確すぎてドキッとしましたわ。

 

個人的に特に印象に残ってるのは、ラブライブ!フェスにて、開幕の未体験HORIZONで、まあ所謂μ's原理という人たちがいる中で一面黄色の世界になった時とか、

デッカいステージに1人で立つニジガクに頑張れ…!!って気持ちで見てたりとか、

μ'sが登場したときの歓声の大きさとか、

 

みんなの心が一つになる時ってなんとなくわかるじゃないですか。

それが熱としてMAXになって伝わってきた時、最高に痺れるんですよね。

それがこのセリフにたっぷり表れてる気がしたので、思わず触れてしまいました。

 

そして、これを侑がせつ菜に言葉として伝えたのもすごい嬉しいですよね。

大好きを受け取る立場から、大好きを受け取ったと言う大好きを伝える立場に。

 

 

ただこれはせつ菜の大好きに関する循環だから、それが侑のものになる日が来るといいな

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っていうせつ菜の小さな夢も垣間見れるいいシーンでした。

(この匂わせソフトタッチやばすぎだろぉ)

 

 

 

 

atぷりずん。

 

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果林さん…いやスクールアイドルすら知らなかった人たちなのに、あの場にいるほとんどの人が声援を送ってくれてた。

あんなライブがいい。歓声の中で、ステージも客席も、スクールアイドルを想うみんなの心が一つになるような。

 

ガチでいいこと言う。さっきも言いましたが、その瞬間の痺れがたまんねぇんですよね。

 

 

そんで侑ちゃんってただのオタクじゃないから、その野望を実現する手立てをもう持ってるんです。

自分のぷりずんの中には(PCくらいしかなくて、見ること以外)何もないけど、外の世界には色々な大好きとかが溢れてる。

「扉」を開けたらすぐ向こうに。

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(うわーここ歩夢だけ映ってないのやべぇ!!)

 

 

 

侑ちゃんのことはことくらいでしょうか。

 

 

 

 

次は歩夢

 

 

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(前略)いっつも一緒にやってるね

これからも、ずーっと一緒にいたりして

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2人でいればそれで完璧

全部が最高の「一生の」思い出になる

だからこそ侑ちゃんが覚えてないようなことも完璧に覚えていられる。

 

まあ逆に言うと過去に縛られている

 

 

他にもそれが垣間見えるシーンがありました

 


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まあ、修羅場ですね(単刀直入)

 

ここで注目したいのはせつ菜と歩夢の「距離」

 

歩夢視点で見ると、侑ちゃんとせつ菜がなんて喋ってるか聞こえてないんですよ。

それほどまでに2人は離れてる。

 

 

じゃあそれがどう重要なの?ってことなんですけど、

 

このシーンを

「挫折しそうなせつ菜の大好きを受け取る侑ちゃん」

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というメタファとして受け取ったらどうでしょうか?

 

声を聞いてない、状況だけをみた歩夢は「侑ちゃんが自分から離れて行って、せつ菜を抱いて浮気してる(え?)」としか見えないわけですよ

(ちゃんと声聞いて状況理解してればそこまで嫉妬する必要ないですよね。なんなら、人を助けに行ったら「侑ちゃんらしいや」って言って笑っていられるはず)

 

 

「私のことを見てるって言ったのに」

「これからもずーっと一緒だと思ったのに」

 

過去の約束を「1人で」大事にしていたからこそ、ある種の裏切りを感じるようになってしまう。

 

 

 

んで、この距離ってのは精神的なものだけじゃなくて、

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実力的な部分でも見えてきています。

 

せつ菜が速すぎるのもあるけどね。

それでも歩夢は(おそらく)最後尾です。

 

過去に囚われて、それを永久不変の神話と信じ込んで、そこに自分を繋ぎ止めて、前へ進む親友に置いていかれる。

 

と、歩夢から見ればいえるけど、

実際のところは成長し(せつ菜に追いつくほど)前に進む「足枷のない侑ちゃん」に「足枷のある歩夢」がついていけてないだけ。

 

早く気付け___(切実)

 

 

 

 

 

 

そして2人の気持ちが近づきかける

 

 

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ほんとは今頃、2人で予備校行ってたかもしれないんだよね

でも、やっぱりこうして2人でいる

同好会に入るって決めた日のこと、覚えてる? 侑ちゃんがあの時、スクールアイドルの夢を一緒に見るって言ってくれたの、すごい嬉しかったな

 

歩夢にとって最新の過去

けど、目まぐるしい日々を送る侑ちゃんにとっては結構前のことに感じる

スクールアイドルの夢…そっか、あの時、歩夢が勇気を出してくれたおかげなんだ

 

確実に夢への一歩は2人で始まってるんですけど、

 

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歩夢の夢を追いかけて、今の私がいる。

そして…みんなとも!

周りにどんどん輪が広がって、いつのまにかスクールアイドルが好きな人たちで、すごく大きな力が生まれてた

ありがとう、歩夢

 

侑ちゃんはもうその先にいて、

歩夢は現状(1話時点)に満足してしまっている。

 

だって一番の幸せをもう手に入れちったんだもんね。そんで「応援する」なんて保証もされちったからほぼゴールみたいなもんですよ。

 

 

歩夢が安心して遅れをとる一方で、

前へ進む侑ちゃんは止まらない。

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知らなかったスクールアイドルに出逢えたり、ファンの熱い声援に勇気をもらえたり

みんなの心が強く響き合って、

新しい「大好き」が生まれる…!

そう言う場所でみんなに歌ってほしい!

 

だいぶ端折ったけど名言すぎる。

 

「生まれたのはトキメキ」

 

という歌詞の一歩先を行く気概で、トキメキを生まれさせるサイドへ。

本当にすげぇじゃんか。

 

1〜9話で自己紹介して、エンジンを点けたメンバーたちが向かうのは、きっとそこだと思います。

(メンバーでトップのせつ菜にとっても「大好きを伝える」から「大好きを生み出す」になるのはきっと新鮮な感覚でしょうね)

 

 

まだ見ぬトキメキを渇望するメンバーに対して、

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歩夢は……。

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歩夢にはきっと大好きを生み出す、共有することがあまり魅力的に映ってないです。だから重い腰が中々上がらない。

 

繰り返しになりますが、歩夢にとって過去があれば物足りるんです。

 

不確定な未来に行きたくない。

けど親友はそれを恐れず前へ進んじゃって。

それを止めるのも気が進まないし。

 

 

決して貪欲じゃないとかそう言うことじゃなくて、普通に人間らしいと言うか。

人並みに頑張るけど人並みに恐れる、普通の女子高生なんですよね。

 

一応手を挙げて空気を乱さないってのも、普通の女子高生らしいですよね(空気読めねぇなって思われたくないっていう)

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ですが、その反動がどこで返ってくるのやら…

いや、反動じゃなくても、この歩夢の内側がいつかバレて、なし崩し的になっていくのもアリだな……

 

次回が楽しみだ……

 

 

 

というわけで、4000字ちょい喋ってきましたが、結局何が言いたいのかと言いますと、

 

 

 

歩夢はライブすることで新しい思い出を作って、過去から解き放たれてくれ!!

と同時に新しさを追求する姿勢も良いことだと知ってくれ!!

 

ということです。

特に後半部分が大事ですね。

ライブして思い出更新するだけなら今までと変わらないから、多分同じことになる。だからこそそこを変える、一歩前に進む。頑張れ…!!

 

 

 

笑いのレベルが赤ちゃんで、好奇心も赤ちゃんレベル(めちゃくちゃ高い)で、不安?なんだそれ?な侑ちゃんと、

普通の女子高生で日常の幸せに浸る歩夢、これから2人はどうなってしまうのか____。

 

 

 

 

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(「みんなの夢、私の夢」はズルいだろ……来週も死んだな……)

 

 

次回、城之内、死す

 

デュエルスタンバイ‼︎‼︎‼︎(死を覚悟した顔つき)

 

 

 

ということで、締めが台無しになった気がしますが、今週もお読みいただきありがとうございました。

次回、ゾンビになって会いましょう。