しょうルーム

オタクの拙い備忘録

大好きは1つも諦めない

3話!正直やばすぎですね。

 

 

早速行きます!(どんどん冒頭が雑になる)

 

 

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最初はこのシーンから始めます。

せつ菜の大好きを詰め込んだボックスであり、

両親からそれを隠すためのシェルター。

 

なんとなくこの描写には見覚えがありまして、

そう、よs...ヨハネです。

ヨハネも自身の堕天使グッズを段ボールに封印して、自身のアイデンティティを取り除こうとしていました。

 

それと同じようにこのボックスの中には小説や漫画、アニメのBD、さらにはスクールアイドルの衣装までもが入っています。

 

せつ菜は隠す場所、ヨハネは決別、と言う点では少し違いはありますが、さほど気になる点でもないような気がしますので置いておきます。

 

どちらにしても「好き」を詰め込んだ箱というのは夢がある一方で、

箱に封印してしまったら自分はそれに触れられなくなってしまうわけですから、なんとも悲しい話ですよね。

 

 

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母親にバレないように隠す中川菜々さん。

 

本当にダジャレとかそう言うんじゃないんですけど、なんというか切ないですよね。

 

 

 

 

そして場面は生徒会室にうつって

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右側のメガネ率が100%

そして双子!

名前とか性格とかとても気になります

 

そしてここで議題で出た問題を解決するため、ジャージせつ菜が網ではんぺんの捕獲へ

 

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ジリジリと寄るせつ菜を割って入ったのは璃奈で、相変わらず表情はかたいものの、

結構強い語気で「ダメ!」とせつ菜を静止させました。

 

なにかと恐れられるイメージの(しかも上級生の)生徒会長相手にこの対応ができるのは、はんぺん大好きなんだな、優しいんだなと言うことが伺えて泣けます。

 

 

そして、おそらくその大好きという気持ちが伝わったのか、菜々の表情が少し柔和になってるような気がします。
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優しいところもあるんですね生徒会長

(同好会での一件がなければ「ルール」としてはんぺんを取り上げてしまったのだろうか?)

 

 

そして次は音楽室へ

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毎シリーズやばいところですね。

ただ今までは、ピアノが弾ける人がピアノを弾いているわけですが、

今回はピアノを弾けない侑ちゃんがピアノを弾こうとしています。

 

個人的に僕は義務教育程度の音楽しかしてないので、指一本でピアノを弾こうとするところですごい親近感湧きます。

 

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そして弾こうとしてたのが優木せつ菜関連であることに気づいてもらえてオタク早口になる侑ちゃん

大好きの気持ちで菜々を圧倒しています

 

 

スクールアイドルの話から流れて、話題は優木せつ菜のことへ

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・初めて夢中になれることを見せてくれたこと。

・それのおかげで今は毎日が楽しいこと。

・そして、それが始まりだったらいいなということ。

 

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これの三つ目に対して菜々(せつ菜?)が怒りました。

けどその内容は、

彼女(私)がいたらいけない……

というもの。

 

ラブライブを目指すにはグループで一つの色にならなければいけないことは必須で、

彼女(せつ菜)はそれを邪魔しているから

ほかのメンバーがラブライブ を目指すなら「いてはいけない存在」とのこと。

 

 

 

少し上からな言い方ですが、

完全にただの自己犠牲ですね

 

せつ菜さん、ヒーローものとかの読みすぎなんじゃないですかね?(結構口悪くてすみません)

これただの自己犠牲だし、ヒーローにしては救われた側に笑顔がない。

 

 

でもこれ以外に方法が見えないのもわかります。

 

 

だって、自分がいなくなる以外の方法は

自分の大好きをねじ曲げる

しかないですから。

 

 

自分がいなくなる

自分をねじ曲げる

この究極の二択を迫られた時に、せつ菜は自分が辞める方を選んだんです。

 

……さっき、ただの自己犠牲でそんなのヒーローじゃねぇ!とか言ったの訂正します。

 

かっこいいです。

好きだからこそ、キッパリ自分を切り捨てるその覚悟に頭が上がらない。

 

 

 

いやでもなぁ…

こんな後悔まみれの引き際が「いい幕引き」って言えるんでしょうか?

とは思います。

 

 

けど、それでもせつ菜の覚悟は拳に表れているようで。

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強く握られた悲しい握り拳。

この覚悟が解ける時はないんでしょうか?

 

 

 

 

そして

 

改めて自分の映像を見て伏せてるせつ菜(菜々?)
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この時どんなことを思い、何を考えていたのでしょうね。

 

 

・やめた後悔?

・これからの自分について?

・これからの同好会について?

・やり場のない大好きをどうするか?

・最後の自分に思い耽ってる?

 

・これが「はじまり」になる可能性は……?

 

 

こんなことを考えていたんじゃないでしょうか

 

特に1番最後の一つ、一瞬でも脳裏をよぎっていたと思います。

侑ちゃんにそう言われて、「もしも」のその世界を想像して、

 

「でもそれはもうありえないんだ」と突っ伏していたんじゃないかなと。

 

 

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そしてPC画面を閉じる。

 

この動作結構ポイントだなって思ってます。

 

自分のスクールアイドル姿が映る画面を「自らの手」で閉じることは、

スクールアイドルを続けると言う「可能性」を自ら閉ざしているように感じます

 

すごく悲しい一瞬だなって思いました。

 

 

 

場面は変わって同好会サイド

 

 今尻からコッペパン出たな? ケツからパンw

      ケツからコッペパン出たぞ?

   唐突のしずかすごちそうさま  いや草

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パ ン の 錬 金 術 師

      なんで尻から出るんだよww

  そうはならないやろ なっとるやろがい

        しずかすだからあり得る

           

 

 

そして

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隙あらば果林×エマ

 

 

はい。

 

で、

 

 

 

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「同好会」としての意思を示すシーン

 

喋ってるのはかすみだし、かすみなりの言葉だけど、

「せつ菜は同好会にいなくてはいけない」という意思は同好会全員に共通しています。

 

 

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この日にも声に出したのはかすみだけど、

全員がどこか押さえてる部分があったのではないでしょうか?

 

 

いや、ここでは「押さえている」というより、論理的に考えてせつ菜のやり方が1番「スクールアイドルとして競って行くのに合理的」である。

 

つまり、せつ菜自身の好きを出すと同時に

ラブライブ!のためのスクールアイドルをしていた

という言い方のほうが正しいかもしれないですね。

 

我々オタクでもこの違いにハッとさせられる部分がありましたから、きっと彼女らもそこの区別は今の時点ではついてないと思います。

 

 

けど、それは、ただ本人たちが2つの違いが曖昧になっていたというだけでなく、

せつ菜を信頼して、「せつ菜の大好き」を認めているから

誰よりも「自分の大好き」に素直で真っ直ぐだと言うことを知っているから

に他ならないと思います。

 

そういう状況の中で、2つの違いを違和感として感じたのがかすみだったという話ですね。

 

 

 

 

 コッペパンスペクタクル

          違法コッペパン

     中須…!!手ェ出したな……

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      今度はどっから出てきた……

                                         また生成した

       尻に四次元ポケット

     

 

 

 

続いてのシーン

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いきなり写真出しちゃいましたが、これは侑ちゃんに

同好会に戻って欲しい

と伝えられた直後のせつ菜の手です。

 

 

前のところで同じようなアングルでの拳を強く握ってる写真ありましたよね。

あそこでは、「辞めるという決意を固めた」シーンですが、

 

今回は「続ける決意が固まらない」というシーンなので、拳を強く握っていない

 

せつ菜は意外と(?)頑固ですから、一度心に決めたことを取り消すのは好まなそうですし、

「自分が再開したらまた同好会を傷つけ、今度こそ再起不能にする」

なんて発言もあったので、素直になることができないのも当然です。

 

 

けど先ほども話したように、同好会としての意思は「せつ菜は同好会にいなくてはならない存在」であることで一致してる。

 

だからそれを伝えるために、侑ちゃんが挙手して口説k…説得しに行ったんですよね。

 

 

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で、この時の説得の方法が、

 

「みんな言ってるし、戻ってきてよ」

という趣旨ではなくて、

 

「あなたの大好きは届いてるよ」

ということを伝えるというもので。

 

正確にいうと最初に「戻ってきてよ」と伝えたら拒否されたので「大好き届いてるよ」と言ったという感じですが。

 

 

繰り返しになりますが、同好会の意思は「戻ってきて欲しい」というものなので、挙手して説得しに行った侑ちゃんはそれだけ伝えれば良いはずなんですけど、

 

「あなたの大好きは届いてるよ」

と、超主観なことで訴えかけたわけですよ。

 

でもそれってせつ菜が今1番欲しい答えなはずです。

 

 

生徒会室でPCを見つめて悩んでいたシーンを思い出してみてください

私の大好きはファンの人に伝わるどころか

仲間にすら伝わってなかった

 

と言ってるわけですから、

せつ菜を1番揺さぶる言葉ってのは

「ファンに届いてる」ということを伝えてあげることなんですよね。

 

 

 

こうすることで、せつ菜は

自分の道が、失敗はあっても間違いではなかった

ということを思えるようになります。

 

だからまた、走り出すことができる。

 

 

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そしてここで、拳を強く握って突き出すんですよ!

 

さっきは決意できなくて握れなかった拳を!強く握って突き出すんですよ!!(2回目)

 

 

1話の中でいろんな拳が出てきますよね。

・辞める決意の拳

・進むか決められない拳

・進むと決意した拳

 

とてつもない成長をしています

 

 

 

 

どうでもいい余談ですが、

髪を解いた瞬間に声が切り替わって些か声量が上がって、この演じ分けすげぇなぁと思うと同時に、クソデカボイス設定やっぱあるんかぁと少し笑ってしまった自分がいましたが、後者は後に射殺されました。

 

 

 

 

最後にPVについて

 

僕が好きなカットのお話しますね。

 

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口元とかも形違うので鏡のように映ってるというよりは、2人いると捉えると、

ここでは個人的には「ギャップ」のことを表しているんじゃないかと思ってて、

 

「大好きを伝えたい突っ走るせつ菜」

「なかなかそれは難しいことを知ってるせつ菜」

だと思ってます。

 

で、その「ギャップ」というのが、

 

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抱きしめた未来が奇跡になって   (歌詞より)

 

爆誕!新生せつ菜!!

というイメージです。

 

 

その爆誕新生せつ菜は、

ただ突っ走るでもなく、

難しさに打ちひしがれるでもなく、

 

1番大切なものここにあること 

私だけの光放ちたい     (歌詞より)

 

この2つを両立することを望んだんですよ。

 

前者は同好会が大好きだということ

後者はスクールアイドルをすること

 

今まではこの2つは同時に存在することはなかったんですよね。

両方取ったら崩れてしまうものだったので。

 

けどそれは、第3話のこの出会いがあってからは両方叶えることが可能になった!!

 

 

「相反する2つを取ることが可能になった」んですよね

 

 

そうです、相反する2つといえば

 

「火」 と 水」

 

じゃないでしょうか?

これがモチーフになることによってそれを示唆している。

これが、「水」が加わった理由だと僕は思いました。

 

 

 

 

 

 

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そして最後にダメ押しの

最高の握り拳!!